「君の瞳に乾杯」の名訳で有名な『カサブランカ』をレンタルして観ました。イングリッド・バーグマンってすごく美人ですね。
あと昔の白黒映画って、照明の当て方がすごく綺麗ですね。色に頼れないので陰影をだいぶ試行錯誤していたのだろうな、というのが伝わってきました。
以下、ネタバレです。
想像していた以上に政治色の濃い映画でした。というか、この映画、ある意味で戦争映画だったんだ……観るまで知りませんでした。
あと「人妻との恋愛はダメだろ~~」(でもリックは知らなかったので仕方がないけど)と思いながら観ていましたが、案外楽しめました。
何気に、ほとんどバーでの出来事で完結してるのがすごいな…。
リック、昔の女を引きずりすぎだし、めんどくさくて気に食わない男だけど、なんだかんだで人情にあついところが好感持てて良いです。傷心の影のある黒髪の男…?
個人的にはピアニストのサムが良いキャラしているなと。
終わり方も良かった! 一つの恋が終わって、ヤケクソに生きてきたリックが新しい目標のために生きるというのがなんとも美しかったです。
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次は『ローマの休日』を見たいのですが、見放題しかないっぽく、タイミングを見計らって見放題に入ろうかと思います。