Scrap Book of District 11

備忘録とか

ゲーム『春と修羅』を遊びました

インディーゲーム『春と修羅』を遊びました。

インディーゲームを遊ぶのはたぶん、ツクール&ふりーむ全盛期以来なので、それこそ10年ぶりくらい…? 時の流れは怖いですね…。

元々は、同じ製作者さんの『紅茶カルテ(未リリース)』を遊びたいと思い情報を追いかけていたのですが、該当作品は『春と修羅』の後日談的ゲームだとのことで+リリース3周年セールをやっていたので、遊んでみました。

結果としては、DLCとサントラを買うくらいには気に入ったゲームになりました。

以下、ネタバレです。

 

まずグラフィックが良い…!
ドットイラスト・グラフィックで、簡単な操作性だったため、ストレスなく遊ぶことができました。(3Dグラフィックだと画面酔いしてしまうんですよね…)
情報量を最小限にしたグラフィックだったので、とても画面が見やすかったです。

次にストーリー。主人公チヒロとヨルのボーイミーツボーイ、体感ブロマンスな湿度がとても肌に合いました。
エンディングも複数あり、ユートピアにとどまり続けたり、世界と心中したり、トゥルーエンドでは、限られた時間の中で共に生きていくという儚くも美しい終わり方で、個人的に琴線に触れるものがありました。

世界観が「苦痛からの逃避の為の"夢"の世界」というのも中々好きです。このテーマ大好きなんですよね…。

最初食事をするシーンで「これ、ヨモツヘグイだったりしないよな~」と思ったのですが、振り返ってみるとその可能性も無きにしも非ずだったな…と。主人公チヒロは何度も他者の"夢"の世界に干渉してくるわけですから。

 

まだまだ考察の余地あり、全実績未解除なため、時間を見つけて2周目に行ってこようと思います。

続編にあたる『紅茶カルテ』もがぜん楽しみになってきました。