Scrap Book of District 11

備忘録とか

東京都庭園美術館『旧朝香宮邸を読み解く A to Z』に行ってきました

久々の東京都庭園美術館です。
何度か行ったことがあるのですが、普段屋敷は展示場として使われているため、屋敷そのものに焦点を当てた展示は今回が初なのではないでしょうか。

以下、展示についてです。
※この展示は写真撮影可の展示です。

 

元々、皇族のお屋敷だったこともあって、とても豪勢でした。建設されたのが1933年。世界大恐慌の直後のはずなのに、この豪華さは一体…?とつい首を傾げてしまいました。
照明、排水口、換気口など細部に和洋折衷の装飾が施されており、神は細部に宿るってこういうことなんだろうな、と思いました。自分が何かしらの館を描く時も装飾を大事にしよう。

展示方法も斬新で。A〜Zの26のキーワード&解説の載ったカードを集めて館の魅力を紐解いていくという形式で(自分は全て集めなかったものの)、ちょっとしたトレジャーハンティングをしているようで楽しかったです。

最後ミュージアムショップで図録でも買うか!と足を運んだら売り切れ御免再販なしになっており、がっくりとしてしまいました。会期終了直近の人気の展示は図録が手に入らない、学びました。

 

次回の展示は竹久夢二展らしく、これは行くしかないな、と思っています。
楽しみです。